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白昼堂々/ハクチュードードーどころか雨昼散々/ウチューサンザンでの.......。 2010年02月11日 :SNOW

2011 BURTON SNOWBOARDS に乗ってきマシタ〜。

そもそも。
アメの中をみ〜んなで滑るんなら、はしゃいでしまうカモ。
それが。
ひとりで慣れない板で滑るのは、ほぼバツ・ゲームに近い。
ゲームっていうからにはやっぱり""アソビ""なんですがね。




なんともいえない1日でしたね........ハハ、ハハハ。

なんともいえない1日でしたが。
ロッカーボードは改めてサイコーとだけはいえます、マジ。

ってゆーか。
作り込んだ末のめっちゃハイブリッドなヤツがでてきてね。
みなさんも"ウン"とうなずくしかなくなっちゃいマシタよ。

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2011 BURTON のスノーボード。
コレを知ることは来期のスノーボード界の指針にもなります。

で、マズ、結論、から、総括。

""ロッカーボードでなんでもできちゃう論。〜それはハーフパイプでも〜"" 

ってことになります。

さぁ、ボクがそれについて。いまからみなさんにわかりやすく解説できるでしょーか、ニシシシ。
   
ロッカーロッカーとまくしたてるのは今年までで。
来期からはきほんロッカーボードが主流となりますので、キャンバーに別れを告げる準備だけは忘れないでネ。


カタログ全体をみまわしても。
BURTONの2011のラインナップ全機種50(MENS/WOMENS/YOUTHすべて)で、キャンバーボードは19。
MENS だけでいえば19/30、つまり6割以上はなんらかのロッカー形状を採用、って現象。
   
まだまだキャンバーボードに乗ってる方がほとんどでしょうから、このジジツにビックリですか?
けれどまあ、ボクが1年まえからいうてることですから、このジジツは知っておいてクダサイね。

そのかわり。
いままでのキャンバー構造のスノーボードより。
よりオモロいスノボーが待ってマスから、シンパイはいりませんよ。
   
絶対的にオススメしておかなきゃならないのはコレ、CUSTOM FLYING V-ROCKER/73500円。

""V-ROCKER""の進化版として""FLYING V-ROCKER""っていうのがトージョーです。
カンタンにいいますと、踏めるロッカー、エッヂの喰いつきもハンパなくイイ、ロッカー。


全体はロッカー形状なのでエッヂに頼り切らなきゃならない不安はありません。
あここで。すでにロッカーボードに乗ってるヒトはエッヂに頼り切っては滑らないンです。
キャンバーボードはエッヂに頼らなければ不安でフアンでしょーがありません。


ですが。
ビンディングのした/足下はキャンバー、つまりWキャンバー構造ですから踏めばエッヂが喰いついてきます。
しかもLIB TECHみたいにエッヂがウネウネしてて、雪を逃しません。


""ルーズなのがロッカーで、シビアなのがキャンバーですよね!?""
そのトーリ、ですからルーズでシビア、そのまんま、ナハハ。
ですがそのブレンド具合が、後発のBURTONだけにちゃんとシテマス。


コレを買ってください、この""FLYING V-ROCKER""を、みなさん。

電気自動車と燃料自動車をうまくハイブリッドした、いわばプリウスみたいなモン。
中途半端なのではなく、現状、みなさんがキャンバーからのりかえるロッカーとしてはほんとイヤミがナイ。
他社のハイブリッド・ボードにはやや中途半端なモノがあるかもワカリマセンが、
BURTON社開発のこの""FLYING V-ROCKER""は優秀です。
   
FLYING V-ROCKERを搭載してるCUSTOMシリーズはややハリがあります。
""ハリ/張り""。しっかりしてる分、よりマジメくんだと理解していただいても結構/ケッコーです。
キャンバーからの乗り換えがよりスムースになるとおもってください。

ヘンな言い方すれば、ロッカーにギモンをもってるヒトは、コレ。マチガイナイです。
グランドトリックしないからロッカーいらない、ではなく、グランドトリックしないなら、CUSTOM。




   
""ちくしょー、高いけど、コイツ、めちゃイイ........ハハ。""


ウエくん監修、いやウエくん開発のX8は、""X8FV/エクスエイト・エフヴイ""に進化しました。89250円。
これもFVとかいてあるとおり""FLYING V-ROCKER""です。

まず。
ウエくんが""FLYING V-ROCKER""をチョイスしたっつーことで。
""FLYING V-ROCKER""のポテンシャルを認めてあげてください。

CUSTOMよりも、板のフレックスに粘りがあり、より板全体を操作しながら滑れる印象/インショーでした。
トリックもパークもフリーもカッコいいウエくんやからこーゆーふーなんやと、感じます。
コレ、カタチもフレックスもド・ツインでしたが、ボクはジブンらしく、10MMほどセットバック。
もうね、ロッカーのルーズすぎるケッテンを消しながらの自由さを体感/タイカンカン。
   
グラフィックはBURTON全機種のなかで、ボクはもっともカッコいいと、そう思います。
2011のBURTONのグラフィックはほとんどのモノが、
デザイナーのひとりよがり的なパソコン操作で出来上がったのではと思ってしまうくらいマジメくん。
そんな中でコイツだけは異彩をはなってマス。

ハイエンド=オーバースペック.......ボクはそう思う傾向にありますが。
このX8FVの乗り味はそう思いたくなくなります。
        ""X""。
        ""8""。

ホネ2本でX/ガイコツ2つで8、でX8。
シンプルプルかつカッコいい。オトナなやんちゃ感が上品に出てますからボクは大好き。




ではつぎ。
   
""EASY LIVIN。75600円。""

DANNY DAVIS っつーライダーが開発/んで/カレは/コレで/PUPERPIPEをぶっ飛んでるって。

はっは〜ん。
踏めるロッカーボードでとうとうハーフパイプにも使われ出してますか。

ボクも今シーズン他社ですがロッカーボードに乗ってマス、サイコーです。
それで思ったんですが、カベとかのR/アールにロッカーボードのアールがいいフィーリングで合うンです。
しかも飛ぶシュンカンにテールのエッヂがひっかかるなんて現象/ゲンショーがありませんから、
ジブンのタイミングで思うがママにテイクオフできちゃえます。
だからボク、きっとハーフパイプでもいままでのジブン以上にキモチいい滑りができる気がしてるンです。

そのボクの考えともバッチリ・マッチするFLYNIG V-ROCKERは。
ボトムでガッチリ雪をつかみ/アールでムリなく駆け上がり/リップで安心テイク・オフ.........!!!
そして両足でバッチリ着地してそのまま次へ!!!
考えるだけでワクワクしちゃいますね。
   
ま、グラフィックのヨシアシはこの際おいといて、ニヒ。
チップ=ノーズ&テールのスクエアな形状はやっぱりカッコよくみえますし。
X8FVより1万円以上安いってのも、ボクはステキなファクターやと思います。
CUSTOMよりもハリは感じないし、ウェストもほんのちょとですが細いからエッヂをジブンの支配下におけマス。


グラフィック.........う〜ん。   ハハハ。




   
FLYING V-ROCKERのシュツゲンで、キャンバーボードにサヨナラしてもらえるきっかけができそうです。

なんだかよ〜分からんハイブリッドならば、そう思わなかったでしょう。
ですが、このBURTON社のハイブリッドはやっぱりおりこうさんでした。

あきらかにへたってるキャンバーなんか問題になりません。
乗りなれたあなたのキャンバーボードとおさらばしていいと思います。
FLYING V-ROCKERはいままでのあなたの滑りを尊重/ソンチョーしつつ、
エッヂにしばられてる緊張をほぐしてくれますヨ。

この緊張感っていうのは、ロッカーボードに乗ってからわかるモノです。
いままでのキャンバーボードに、かなりリスクの高いアソビを強要されてたと実感するハズです。

ロッカーボードはもっとカンタンにスノボーを楽しめるように工夫されたモノ、そう思ってマチガイありません。

つまりキャンバーボードって、つまり""TOO MUCH/ヤリスギ""。シビアすぎるとおもいます。
""隣の芝は青く見える""なんていいますが。
ロッカー乗ってるボクにはこの際、""隣の芝が枯れてるように......""、すいませんすいませんすいません。
あいや、""ジブンの芝が青青と見えマス。""と表現しておきましょうか、ハハ。でもぶっちゃけそーなんです。
   
2011 BURTON SNOWBOARDS をみれば来期のスノーボードの方向がわかるといいました。

BURTON社はもうキャンバーボードの開発の手を完全にゆるめました。
これからはいかにロッカー形状を使って多様化するスノーボードに対応するかでしょう。
そこでとりあえずの完成形をみせたのが""FLYING V-ROCKER""、ほんとイイ出来です。




ボクはFLYING V-ROCKERほどマジメなロッカーボードぢゃなくってもぜんぜん好きです。
FLYING V-ROCKERよりもアナログでやんちゃなモノでかまいません。
いい加減でもいいからより笑けるヤツ/未完成のアソビ道具がマッチします。


ロッカーボードはクルマ界のオートマといいましたね。
FLYING V-ROCKERはマイコン制御がいっぱいいっぱいされてるオトナのオートマ。
ボクがのってるのは、そんなんぢゃナイやつね。

さあ、いいオートマのって、カイテキ・スノーボディング、しちゃいましょ。