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3分間クッキンならぬ3分ブログアップ。 2010年10月09日 :FIXED

KYOTOLOCO2010。きょう/あす京大西部講堂で開催中の。
メッセンジャー限定のチャリンコレース。それのポスターです。
こんなカッコいいポスター&フライヤーみたことないです。

だって。
ザラっとした紙になんだか風合いのいい印刷。
直線を多用したアナグロなグラフィック。
タテヨコ42X15CMの変則的なサイズ。


決め手は............スポンサーの羅列のないコト!!


こんなカッコいいポスターを創るメッセンジャーたちのまつり。
ものスゴいパワーをカンジますKYOTOLOCO2010。
まるで集客力のあるアンダーグランドな前衛的劇団のようです。
そう言われるとみなさん行ってみたくなっちゃうでしょ、グフ。

この規模のイベントをノースポンサーで乗り切る結束力。
あえてのメッセンジャー・オンリーに切り替えた決断力。


裏面は日本語のタイムテーブルと英語のタイムテーブルが半々。
もちろんこっち面にもスポンサークレジットは一切ない.........。
大きくあるのは""万國の銀輪労働者よ団結せよ!""のコトバ。

ああも〜ただただカッコいいと思うばかり。

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ブログを3分で更新/コーシンして、すぐ別のおシゴトしようと思うのがマチガイ。
そんなコト、このボクができるワケありませんでした、ガハハハーっ。
ですがきょうは完結/カンケツに、といっても結局30分かかりますが、なにか。
ちなみにいつものブログは........ん〜3時間!?それくらいはザラにかかってマス。
軽いエッセイやと思ってクダサイ、ホホホホっホホホホー。
   
ピストバイクとかってゆーチャリンコのブームやチャリンコ自体のブームといわれるさなか。
去年あれだけ盛り上がって、今年これだけ注目されてるハズのこのKYOTOLOCOというイベントを。
はじまった頃の精神にのっとって、もいっかい見つめ直して、一般人のエントリーを排除したようです。
完全にメッセンジャー経験者だけにエントリー資格を与えてる。一瞬""なんでやねん""ってなるのですが。
KYOTOLOCOがそして誤解を恐れずに言うところのメッセンジャーがカッコいいと言われ続けるには。
数年ののちに、このKYOTOLOCO2010のこの決断がそうとう重要な意味をなすことやと思いマス。

もっとキケンな言い方をするならば。
他の地域ではもうメッセンジャーなんてカッコいいって思われない時代がきたとしても。
KYOTOLOCOに出続けてるメッセンジャーはそう思われなかったり。
京都ではメッセンジャー自体がカッコよくないなんてだれも思ってなかったり。

そんな現象がおこりうる、そんなことしのKYOTOLOCOのステキなコンセプトとポスター。



10年前までスノーボーダーはカッコよかったしコンパでもモテました。
ゴーグル焼けして街を歩くのがちょとカッコいいコトやと錯覚できた時代でありました。
そんな時代を生きてきて。けれどいまはそうぢゃナイ現実を少し哀しく思ってるボクは。
チャリンコ・シーンで繰り返されるのはイヤやな〜って思ってマス。
   
ヨコハマでは先週すっごいスポンサーを集めてすっごいチャリンコイベントがあったみたい。
ですがそれとおんなじ振り幅で、こんなにもすっごいアンダーグラウンドなイベントがあるのはステキで。
そーゆーバランスでカッコいいヒトにも/世間一般にも、同時多発的に発信できるのはすばらしいコト。
こんなのが発展と衰退をコントロールできるカギとなり得るひとつのモデルケースではないかな〜なんて思いマス。





あ。じゃあボクが主催する来月のチャリンコレースの存在意義はといいますと.........。
""なんちゃっての。なんちゃってによる/なんちゃってなレース""なので。
親分のまわりをウロチョロするチンピラみたいなもんです。

必ずしも重要人物ぢゃないにしても。""なきゃないで寂しいでしょ""ってヤツね、ナハハハ。