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ROME SDS 2012の試乗レポ。 2011年02月05日 :SNOW

A STORE★CHICKENNOTはスノボー・ショップの顔ももちマス。
まだ2月の初旬ですが。初旬ですがもうボクたちには来期モデルの試乗を求められマス。
ROME SDS 2012 MODELの試乗をしてきました〜。

写真はROME SDS/ANTHEM 157。ハイブリッド・キャンバー構造のステキな板。

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場所はビワコバレイ。ボクたちがもっともお気軽に通えるスキー場です。
湖西道路で1本道/しかも数年前から無料化/さらにふもとからはゴンドラなので雪道知らず。
それはそれは都会的でして。A STORE★CHICKENNOT、つまり京都市街から計測して。
通勤時間帯でもジャスト1時間てとこ。ココはホントにイージーアクセスです。
なんなら原チャリでも行ける??ボードラックさえこしらえればまったく不可能な気はしません。

ちなみに去年のブログはコチラチラ↓↓↓↓↓↓↓
◉◉◉◉◉◉マジメくんなロッカーボードまである、2011はも〜そんな時代◉◉◉◉◉◉←。
   
下界の晴天さ&天気予報の晴れ宣言とはうってかわってビワコバレイはあいにくの天気っき。
びわ湖という名の巨大な水瓶/ミズガメはすぐ日光で水蒸気をつくってしまうんですネ、トホホホ。
ですが試乗はちゃ〜んとしてキマシタよ、ボクにはエスペランサの血が流れてますからネ、オホホホー。






それでは試乗レポ−トいきましょう。まずは............
ROME SDS 2012 ""POSTERMANIA 156/71400YEN""。
   
グラフィックがちょとおとなしくなりつつ、踏襲してるカンジ、ニヒ。
   
サイズは144/147/150/153/156/159。
   
POSTERMANIAシリーズはいわゆるお皿のような丸いロッカーボードから→フラット・ロッカー形状に変更。
つまり前足〜後足にかけてはフラットで、そこからのノーズ&テールが跳ね上がってるカタチ。
ジブロッカーとROMEがいうてた形状かな。
圧雪コースのボコボコした荒れたトコをいままでよりお安定して突きすすんでくれましたネ〜、ひゅー。
かつパーク&ジブ、グランドトリックをふくめたフリースタイルな動きがスキなヒトにオススメですね。
ま。カンタンでクセも少なくフリースタイル的パフォーマンスも高い、そんな板。
しかもフニャフニャちゃいますから曲がりたいときにも扱いやすいです。
こんなグラフィックですから。ややオトナで、かつちょとコース脇に寄り道したいヒトにはうってつけかなー。
ま。それってボクみたいなヒトなんですけどね、へへへへへ。新雪にももちろん対応します、ロッカーですから。





つづいては...............。
ROME SDS 2012 ""AGENT ROCKER 154/77700YEN""。
   
今風のグラフィックなカンジをROMEらしくしてマスね。
ブランドネームがデカデカ、っていうのが今のフラフィックの王道ってコト。
   
サイズは......146/149/152/154/156/158。
   
Wキャンバー構造のエージェント・ロッカー。
つまり板の中心あたりは接地してて、足の下がそれぞれ浮いてるっていうのがWキャンバー形状。
Wキャンバーはキャンバーとロッカーのよさを併せ持ってると痛感/ツーカン。
あるシュンカンはキャンバーで/またあるシュンカンはロッカーなんです。
それはあとに出てくるハイブリッドキャンバーとはちがうンです。





さておツギは............!!!!
ROME SDS 2012 ""ANTHEM 157/86100YEN""。
   
すいません写真を撮り忘れマシタ、ナハハハ。
サイズは.........オトコマエです、157/159/161/163。短いの、ナイ。スゲー。
   
コレがさきほどいうたハイブリッド・キャンバーと言われるカタチです。
WキャンバーはM字のようにうねってますがハイブリッド・キャンバーはあくまでも普通のキャンバー形状。
ですがキャンバーのレンジが通常のキャンバーより狭いために、キャンバーでありながら浮力を感じたり。
またイヤなエッヂの引っかかりを軽減/ケーゲンしてくれます。
なんかね、乗ってみてちょと感動/カンドーした。むずかしくないけれどカーヴできる。
その感覚/カンカクはWキャンバーよりもスムースでだまされてるカンカクです、ニヒヒッヒ。

ちなみにダイスケにもヨッシーにもススメられました。
写真を撮り忘れてましたが現地滞在のダイスケが撮って送ってくれマシタ。
ややブレてて&フレームに収まってなくってスイマセン。(こらダイスケ、ちゃんとシゴトしなさい)





ANTHEMには同じコンセプトでもうひとつ高級なSSってのがアリマス。
ROME SDS 2012 ANTHEM SS 157。10万円弱やったかな。
   
グラフィックはANTHEMとよく似てるつつ、ややダーク。男気/オトコギあふれますね。
   
ボクは試乗してません。ソールの滑走性能がより高く&軽く&張りを持たせてるとのコト。
ダイスケはあきらかに軽いです。っていうてマシタ。




ほかにはこんなの乗りました、ざっといきます。
ROME SDS 2012。REVERB 154。71400YEN。
   
Wキャンバーです。AGENT ROCKER の弟分なんていう位置づけかな。
   






ROME SDS 2012。HEADLINE 154。71400YEN。
   







そしてコレ。ワレちゃいマス。
ROME SDS 2012。WHITEROOM 158。113400YEN。ほかに162。
   
板だけの値段で113400円。その他ビンディング+パーツなどは社外品で4万円程度で揃うそう。
ボクもスノボーとして乗りました。途中で外れるとか、ワレるとかの不安感はまーったくナシ。
ですが、スキー場内の圧雪バーンでのカーヴはしないのが基本の板です。踏み込むとコケました。
スキー場に戻って来た際はおとなしくぼーっと立ったまんまのカーヴィングでゆらゆら、な程度で。
   
けれど。ダイスケにしろヨッシーにしろ。
カレらレベルになると待望のようで、やたら目が輝いてたコトは特筆しときマス。
パウダーライディングでなら、なんらモンダイなく滑れる合理的な道具であるコトはマチガイないです。
本格的バックカントリーにあまり興味/キョーミを示さないでいるボクでさえ、ワクワクしましたね。
買う/買わないでいうても、
ロッカーボードをすでに持ってるヒトなら、その次の大人のオモチャとして""アリ""でしょう。
   
このスプリット・ボードに関しては、また採り上げたいです。近日中にネ。





では総括を。っとその前にコレ↓↓↓↓↓↓↓、ROME SDS 2012。のカタログ。ムフっ。
日本語版も同じ表紙なんですがまだ出来上がってナイらしく、お近くのお店に行ってもみるコトはできません。
きっとボクのこのブログがもっとも親切でワリと客観的な2012モデルのレポと思われマス、二ヒヒヒ。
   

さいごのこの数行で。ボクの感想を。
まず。ビックリなハナシ。
マジメなキャンバーボードはもうありませんってコト。
ですがキャンバーはキャンバーでもANTHEMのような雪面にへばりつかないキャンバーの登場。
これはボクにはオドロキでした。Wキャンバーでなくキャンバーはひとつなのに自由を感じて滑れマス。
どーもロッカーボードに抵抗があるってヒト&ロッカーのいい加減さはちょとニガ手ってヒト。
まちがいなくANTHEMオススメ。""最後の晩餐""的スノーボードとしても未来永劫的にオススメできます。

逆に。ちょとザンネンなハナシ。
不真面目/フマジメなロッカーボードももうなくなる傾向です。つまりオモロすぎるロッカーはもうナイのです。
よくもワルくも""そこそこカーヴできるロッカーボード""ばかりです。
ですがそのおかげでだれでも乗れるロッカーばかりになり、もうロッカーがスタンダードですね。
AGENT ROCKERのWキャンバーぶりはロッカーっぽさとキャンバーっぽさの2チャンネル感がたまりません。
それよりややフリースタイル指向なPOSTERMANIA。曲がりつつグランドトリックやジャンプの着地で威力発揮。


どれもゼンブ、""そこそこ乗れちゃうボード""ばっかりでより安心です。どれもクセがありません。


もっともっと試乗のインプレッション的なコトバを用意してます。ぜひお店にきていろんなおハナシしましょう。
2012年はまとまりのいいスノボーばかりできっと楽しいです。