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きのうの売上金をぜんぶ寄付してきました。 2013年03月12日 :DAIRY

3月11日はトクベツな日。けれどバタバタしてて黙祷/モクトーもできませんでした。
帰宅してほっとひと息ついたもののなんか心の中がザワザワしてておちつかない。
時計をみれば23:57分。こーやってこの日がおわっていいのか。なんだかソワソワしてきた。

3月11日23:58に決意、お店のきょうの現金売上24240円は全額寄付しようと。で、ほんじつさっそく。

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♥きのうの3月11日。14時46分に黙祷/モクトーもできない、ちょとバタバタした一日でした。
15分くらいすぎてから、いっしょにいたアルバイト・スタッフのサッコが言ったきがします。
"あ、すぎてしまいましたね" と。そして彼女はそっと手をあわせてた気がします。
ボクはそのときでもなんにもアクションおこしませんでした。
   
♥帰宅してちょっとごはん食べてほっこりしてしまえばもう11:57分、ドキっとしました。
きょうのボクはこれでよかったのか、黙祷もせずただ走りつづけてよかったのか....。
黙祷だけしてなにもしない人もたくさんいるけど、黙祷もしてないボクって、もーほんとにそれでいいのかとか。
そう思いだしたらものの1分の間に脂汗/アブラアセみたいなんがでてきていてもたってもいられなく。
11:58分にはきょうの現金売上金はすべて義援金として寄付しようと決心しました。
   
♥きょうになって京都駅のほうへいく用事ができたので。
お店オープンの時間をくりさげてボクがいつもお参りに行くお寺にも寄ってきました。
きのうボクが思ったなんとなく世間や被災地にたいしてのモヤモヤした気持ちをもういちど考えながら。
もちろん家族やスタッフ、友だちやよくしてくださるお客さんの健康や安定をおねがいしてきました。
   
♥ボクはお寺の生まれなのでこの濃い茶色がなつかしくて落ち着きます。
こうしてよりどころとするなにかをもってるのは自分を見つめなおすのに役立ちます。
人生の復路にはいったボクですからなおさら。
やっぱりたまにまた来ようとおもわせてくれました。つかの間のいいリフレッシュになりました。
   
♥幸か不幸か、きのう3月11日のお店の現金売上金額はボクの身の丈に見合う24240円。
正直/ショージキ、これが5マン6マンなら寄付をためらったとおもいます。
ですが24240円ならギリギリできる、閉店のレジ締めのときにはすでにおもってました。
計算高いとかおもわれても仕方ありません。それでもボクができるのは寄付なのではとこの日は思ったわけですから。
そういう自分を責めないでやりたいとおもいます。
   
♥京都新聞社の義援金受付窓口をとおして日本赤十字社にわたり。
今回のお金がなにがしらのことに使われていくようです。
なにに使われるのかわからないけれど、役立てばいいです。



3月11日は。被災地のことをおもうとボクにとっても心苦しい一日です。
自分ってなんだ/家族とは/お金ってどうなんだ/仕事をどこまで突き詰めるのか/幸せってだれのものか/偽善との表裏一体/自分は善なのか/善ならいいのか/平和ってくるのか/っていうか平和ってなんだ。

日常ではかるく流されててもこーゆーときにはすこしみつめなおそう、そうおもいます。
ひいてはそれが被災地をはじめ、みなさんの平和につながるかもしれないから。