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PLAYDESIGNXCHICKENNOT/LOVE JACKET 2015-1、WHITE。 2014年11月01日 :CLOTHING

CHICKENNOTが別注してるLOVE JACKET。
ここ数年は2色同時リリースしてまして、ことしも例外なく2色目がございます。
おそれをしらない "白/WHITE"、です。
カッコいいのにまちがいないのに市場にあまりでてこない白のナイロン・アウター。
つまり、白って、選んだものだけがうれしくなっちゃう特別な色です。
◉◉◉◉◉◉WEBストアをぜひごらんください◉◉◉◉◉◉。

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♡"わかりにくいやん" といわれようが、WHITEボディを採用したんだからWHITEドットをペイントした仕様をリリースします。みなさんに気に入っていただきたいです。もちろんペイントなしでも販売しております。


PLAYDESIGNの今年のLOVE JKT。じつはカタログで発表さてるカタログカラーとしても白ボディは採用されてます。ボクも別注でWHITEボディをリクエストしながらカタログの仕様とは細部の配色を変更させていただき差別化させていただいたつもりです。最たるのはこのページでご紹介する、両袖に白ドットをペイントした特別仕様です。しかもお値段おさえめです。


これから機能や別注のいきさつをご紹介していきますが、白に白ドットを合わせた写真をまずはみていただきます。写真ではコントラストがでにくいのですが、じっさいにみても、あくまでさりげなさ全開の"最高にカッコいい商品" であることだけは心にとめならが見すすめてください。他のページではもうすこし機能面にフォーカスして文章を展開してるばあいもあります。ぜひ別の色もごらんくださいね。


大阪のPLAYDESIGNはたった2人で14年間ドライブしつづけてる防水ナイロン・アウターの企画/製作/卸を主な業務にしてるデザイン・カンパニーです。ボクとのつきあいもやはり10数年になります。ボクがいまのお店CHICKENNOTを6年前にオープンして以来、たぶん5度目の別注ラインの発表です(6度目、かも)。


白の生地をボクの別注のほうでも使わせてもらったのはやはり白ドットをペイントして、どのブランドも決して真似/マネしない最高にさりげなく最高に手間を加えたJKTをリリースしたいというキモチがわき上がったからです。もちろん"汚れにくい" という思いからみなさんがカワイイカワイイとおっしゃってくれてもなかなか実売につながらないレア・カラーであることはわかったうえでの"覚悟のリリース" なんです。


白ボディのカッコよさをより強調するために、ZIPPERやこのハンドゲイターのカラーなど、指示できるパーツのカラーはなるべく"白" を指定しました。それはLOVE JKTの最大のアイコンであるフロントの無意味な"ハの字" の斜めラインももちろんです。というかコレに関しては、単なる白をリクエストしてもちょっとカジュアルになりすぎてしまうので、ボンドのような透明ジェルインクをおねがいしました。なんか上品で洒落たかんじになったとおもいます。


そして両袖にさりげなく、あくまでクドくならないようにしっかりドット同志の間隔をあけながらバランスよく白ドットを手作業で(もちろんボクのハンドペイントで) 入れてます。写真ではわかりにくいくらい、ほんとうにさりげなく、でもしっかり手間をかけたナイス・バージョンです。ほんとうのこというなら、いつも使う白のインクにほんのすこーしだけ黒インクを落として混ぜ込んでます。みなさんが白だと疑わない色にはしてるんですが、その中でも少しでもコントラストがでるようにボク自身も工夫してます。


そして、ボクのペイントは筆でしっかりインクをのせるのでハケの筋がでますし、1ミリ以下で厚盛りするので微々たる影ができます。それで光の加減で白がより浮き彫りに見えたりもします。生地の時点でザザーっと水玉柄をプリントして総柄の水玉柄生地で同じようなジャケットを他社さんがもし作ったとしても、このCHICKENNOT別注のLOVE JKTのような上品さは実現しません。そんなんただのCHICKENNOTサイドの(マイナー側の)強がりや〜んといわれようが、ボクがやってる後のせドットペイントというのはそういった利点というか特徴というものがございます。
こんな核心をボクから安易に活字にしてしまうとなんかウソっぽくなっちゃいますが、CHICKENNOTファンには少なからずそのへんをしっかり理解してくださってるありがたく素敵なかたもおられます。ぜひこのキモチ、ひとりでも多くのみなさんと共有したいです。


白生地。白の生地といってもどんな白なのか、ボクからもうすこし説明します。ハンドゲイターの白がケミカルホワイトだとおもいます。いわゆる真〜っ白。それにたいしてメインの白生地はじゃっかん生成りっぽい色です。多少よごれても目立ちにくい白です。"宇宙服の白" というと理解しやすいでしょうか。あまり光を反射しない白、な気がします。内張りにピーチっぽいゴールドのサテン地を採用してるので、その色がじゃっかんでも表に透けてるというか反映してるのだとおもいます。安っぽくなく、とてもお上品さを保ててる白ジャケットだとおもってくださってまちがいないとおもいます。


一歩引いて全体的に見回してみても、細部のパーツをメインの生地よりもケミカルホワイトよりのものに統一したので爽やかなかんじもだせてますね、いかがでしょうか。


ハンドゲイターやワッペンのケミカルホワイト感とのコントラストはお見事でしょ!?もし全部がケミカルホワイトのジャケットだったとしたらちょっとスポーツウェアっぽくなりすぎてたとおもいます。そうでないこの絶妙なホワイト、いいですよね〜。(他のページでは蛍光イエローのワッペンを採用した仕様や、両袖に蛍光オレンジのドットをペイントした仕様もご用意してます。そのコントラストもとってもステキですよ、フフフ。)


14年の歴史をほこるPLAYDESIGNというのはとことん機能美を追求した防水ナイロン・アウターを企画してるわけではありません。山と都会を週末ごとに行き来するごく一般的な社会人(つまりボクたち)が山でも街でもワクワクかつ快適にすごせるような、マジメにフマジメをしつつあるデザインを得意としてる、ちょとかわった集団です、たった二人の。LOVE JKTはPLAYDESIGNさんの中でもその遊び心というものをうまく表現できてる、ハイスペックすぎない高性能ジャケットなんです。


その遊び心はじつは本来はジャケットの内側にもしっかり反映させてました。フルカラーの幾何学模様のグラフィックをインクジェット印刷したポリエステル・インサレイションをエフカ(EPHRAIM CHUI)というアメリカのCAPiTA SNOWBOARDSのメインデザイナーに依頼して毎シーズンごとに素敵に内張りを彩ってるんです。それは"ハの字" の斜めラインに次ぐLOVE JKT第二のアイコンです。ですがボクの別注版にはそれを今回はじめて不採用にさせていただき、サテン地のように光沢のあるポリインサレイションに変更しました。LOVEのメインとなるコンセプトを排除させていただくのはたいへん恐縮なキモチにもなるのですが、エフカのグラフィックを採用しないことでPLAYDESIGNのカタログ・カラーともしっかり棲み分けができるし、白や濃紺のすてきなファブリックをボクなりにすこしでも上品なパッケージに仕上げてみたかったので後悔はありません。


じつはこのピンクっぽいピーチっぴゴールドサテンという色は、20年くらい前に古着屋で買ったフェイクファーのZIP-UP JKTのインサレイションに使われてた色にほどなく近い色です。それはとてもゴージャスでとてもお気に入りでした。そんなボクのバックグラウンドもすこしだけご紹介しておきます。


フード右の丸いさがら刺繍のワッペンはつい先日出来上がってきたCHICKENNOTのあたらしいアイコンになるアクセサリーです。ともすればアルファベットの"C" かなんかを作りがちじゃないですか。それをあえて、勇気をもってなにも手を加えない"ただの丸" という普遍的なデザインで富山県の会社へ製作依頼しました。


そのワッペンは右の胸にも貼ってあります。アルファベットの"C" なんかにしなくってほんとうによかった。じつは、デザインをシンプルな方向に仕向けるというのは、デザインする上でとっても勇気がいることなんです。結果だけみると手を抜いてるのとかわらない仕事ですから。それでもシンプルにすすめるにはやはり強い意志をもってすすめなければならないのですよ。
それとフードの左にはおなじみの白ドットをループ状にして縫いつけてあります。見た目にいいアクセントだとおもいます。


バックビューはいたってシンプルです。ま、これこそなにも手を加えてないというのがあってるのですが。でもこのページでご紹介してる仕様は両袖に白ドットをペイントしてるので、多少の主張はできてるはずです。


白の冬アウターってなかなかレアです。
白はよごれやすいですし、防水ナイロン・アウターというのはもともと汗臭さが気になるものですから、できるだけまめに洗濯してやってください。手洗いのほうがオススメではありますがいつもの洗剤で洗濯機でまわしちゃってもま〜かまいません。ま、ちゃんとクリーニングやさんにだしてもいいですけれど。5年間で10回ほど洗っても防水ラミネートが劇的にはがれおちて防水性がなくなった....なんていうことは現代の防水アウターではないことです。とくに東レのエントラントGII(10000/6000)というモノは世界でもっとも流通してる防水加工技術ともうしても過言ではないとおもいますから。そのかわり長時間の浸けおきや脱水や乾燥機の使用はさけるべきだとおもいます。洗うと撥水性能が落ちるんじゃないかとよく言われてます、たしかに、防水性ではなく撥水性能はおちるでしょう。ですが撥水性能が落ちても得られることも多いのです。  つまり、よごれた生地とは、こびりついたチリやゴミが静電気をおびてさらに細かいゴミを呼び込んでしまうし、そのゴミが水をはじかない原因ともなりますので、けっか、洗わないほうがいいというのは都市伝説にすぎません。撥水のコーティングは劣化させてしまうかもしれませんが、洗うことにより、以下のいいことがあるのですよ。白さがとりもどせるし/匂いは落とせるし/清潔なんです。だから、洗わないというのと一長一短どころか、ボクは洗うことを長年推奨してますし、じっさいボクはクリーニングやさんにたよらずにふつうに洗濯機で洗っちゃいます。
もし生地表面の撥水性を少なからずもどしたいなら、防水スプレーを洗濯後に散布するべきだとおもいます。もっというなら、カッターシャツにのりの霧吹きをかけながらアイロンするように、防水スプレーを吹きながら中温のアイロンで当て布使いながらすばやく2度繰り返すことをオススメします。表面の毛羽立った状態をアイロンでおさえさらに防水スプレーで汚れが付着しにくくなります。けっか、撥水性をとりもどすということになります。


いかがでしょうか。CHICKENNOT別注のことしのLOVE JKTはボディ2色をはじめ合計7パターンをご用意してますが、ボク的にはこのバージョンにもっともつよい思い入れがあります。ぜに気に入っていただきたいです。


さいごにスペック、実寸値です。数値の多少の相違はおゆるしください、あくまで参考値としてお考えください。
XXS(0):前身頃54/後身頃66/身幅48/裾幅48/裄丈78(cm)。
XS(1):前身頃57/後身頃67/身幅51/裾幅51/裄丈82(cm)。
S(2):前身頃59/後身頃69/身幅54/裾幅54/裄丈86(cm)。
M(3):前身頃61/後身頃73/身幅56/裾幅56/裄丈89(cm)。
L(4):前身頃64/後身頃74/身幅59/裾幅59/裄丈92(cm)。


ボクは175CM/75KGでMサイズ。ふつうの洋服ブランドの冬物ジャケットとかのサイズ表記とはずいぶん感覚がちがいます。ふつうのブランドならXL表記にあたるかもしれません。なので2サイズで迷ったばあいは、小さいほうをえらんでもいいのではとおもいます。以下も参考にしてください。

XXS:160cmの女の子が街着として着られるジャストサイズ。
XS:160cmの女の子はちょとゆったり/165cmの男の子がジャストに着るかんじ。
S:160cmの女の子のゆったりスノボーサイズ。175cmオトコのぴったりジャストサイズ。
M:175cm/75kgのボクがすこしゆったり街着にするサイズ。ボクにはSはキツいです。
L:180cmとかある、あるいはけっこう横に大きいかたのサイズ。
ちなみにXXSは去年より採用したサイズ。PLAYDESIGNが女の子が街でも着られるように用意したサイズです。

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