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PLAYDESIGNXCHICKENNOT|LOVE JKT。 2018年09月27日 :CLOTHING

CHICKENNOTストアは11回目の冬を迎えます。別注のLOVE JKTはおそらく9年目、かな。

ことしはSMOKEY LIGHT BLUEとMATTE BLACK。
10月末のお渡し予定です。

WEBストアではこんや23時よりご予約可能に設定しております。



GO!WEBストア!GO!
◉◉◉◉◉◉LTD.20pcs.10月末リリース。WEB予約開始。 CHICKENNOTXPLAYDESIGN。LOVE JKT。2色。51840円◉◉◉◉◉◉。

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大阪のデザイン・チームPLAYDESIGNさんの定番品、LOVE JKTをCHICKENNOTらしい仕様に変更してもらって毎年限定販売してる防水透湿ナイロン・アウターの2018年バージョンです。年によっては1色だけのリリースのときもあるんですが、ことしは写真のとおり2配色です。





PLAYDESIGNさんとはほんとうに長いお付き合いで、2008年のCHICKENNOTストア立ち上げよりも前から好意的にご協力いただいてます(感謝)。この別注仕様のLOVE JKTもCHICKENNOTオープン2年目の秋2009年にはじまってたとおもうので、たぶん延べ20配色にせまるほどのバリエイションだとおもいます。だいぶ歴史があるようになってきましたね。





今回は写真左のSMOKEY LIGHT BLUEと右のMATTE BLACKの2配色です。過去には似たような水色も、ほとんどおなじ黒もリリースされてますが、今回は今回なりに、現在のボクのマイブームからなる思考でチョイスしてます。








まずはSMOKEY LIGHT BLUEの色目・色味です。

水色とは表現しがたいのでLIGHTBLUEとはいわずGREYBLUEと申し上げます。もっというならBLUE系のSMOKE GREYなんですが、言葉をついやせばついやすほどみなさんを困惑させるかもしれませんね....。グレイとよぶには青味がつよいんですが、ブルーにするほどクリアな印象はなく、ややくすんでいます。ボクがUPしてる写真はやや実物より明るめに表示されてるかもしれません。

斜めのベージュのプリントカラーをマッチメイクするのですから、生地色はパステルカラーほどPOPではないと判断してください。





そしてMATTE BLACKはくせのない黒とカンタンに申し上げておいてもいいでしょう。生地感的にそれほどツヤがあるわけではないので、テカテカしてないおちついた黒とおもってください。

(バックシルエットです。)














以下から2色共通の仕様をお知らせしてまいります。

まずはPLAYDESIGNさんのレギュラー仕様(つまりカタログモデルとおなじ仕様)。






防水・透湿のナイロン・アウターという位置づけのウィンターシーズンに活用できるジャケットです。




内側にはポリエステルのうすい生地が1枚存在してます。(このポリエステルの生地の色が本製品では変更となるばあいがございます。ご容赦ください。)綿やダウンやフリースのようなあたたかい生地が内臓されてるワケではありませんので、動けばわりとあたたかいですが保温力を強調するたぐいの重衣料ではありません。




フードはファスナーとスナップボタンで固定されていて、脱着が可能です。もとはスタンドカラーが立ち上がってます。





ポケットがおおいJKTです。内外合わせると8つの収納があります。アウトドアフィールドの衣料では "収納は機能" と判断されますから、いろんな部位にいろんな大きさのポケットがあるのは、機能的見地からもありがたいことです。(ポケットがありすぎて重量がふえるのは逆効果なので重さとのバランスも大事。)前身頃の4つのファスナーとメインファスナーはBISLONジッパーです。ゲジゲジの歯のむかしながらっぽいファスナーね。





左腕のポケットはファスナーがむき出しですが水の内部浸入を高い率でしのぐ止水ジッパーがつかわれてます。スキー場でのアクティビティではここにICチケットを入れておけるので、改札がラクですね。






メインのフラップはベルクロで固定しヒラヒラしないようになってるんですが、その中にメインジッパーを開閉しなくてもアクセスできる隠しポケット的なポケットがあります。音楽きくためのものやたばことか、たまに出し入れはするけど水に弱い...というものを収納することがおおいのかな。ここはコイルファスナー採用です。
(視認性よくするために蛍光イエローにしたのはCHICKENNOT仕様です)





メインジッパーは上からでも下からでも開けられる2WAYZIPPERを採用してます。下から数センチあけておくとブレザーを羽織ったような着こなしになりますね。動きやすくもなりますので、普段着のときはそうすることがボクは多いかな。





メインジッパーを開けてからのアクセスとなる内側の胸ポケットもあります。ゴーグルポケットなんていいます。容量がおおきく位置的にお金やカギをいれておくことが多いのかな(人それぞれでいいですが)。

どちらのボディカラーでもボディとおなじ色のファスナーカラーで合わせてます。ひとつ前で紹介した蛍光イエローのポケットと位置が近いのでそれとは別のカラーで色による認知をうながしてます。





裾の下からペロンとこんなポケット・ケースが垂れ下がるようにもなってます。スキー場でのアクティビティで、無人化されてない改札をとおる際に重宝します。





袖口に親指をとおせるカフ・スカートがあります。ポリエステル製でよくのびます。ここにコレがあると、袖口からの風の侵入をふせげるので1グレードあたたかいJKTとおなじ保温力をもつJKTといえます。必要ないほど暖かい季節・時間帯のときは親指を通さず手をそのまま通せばいいです。根本的に必要ないとおもうなら、ハサミで切ってください。





両脇には大きく開閉できるベンチレーションZIPがあります。JKT内のムレや暑さを効率的に最適化しようとする機能です。全開にしてもガバーっと開けっぴろげにならないようメッシュライナーがついてます。雪山でライディングしてても雪の侵入が軽減できるのでいいことだとおもいます。

そしてこのファスナーも2WAYZIPPERを採用してます。上下の双方から開閉ができる用意がなされてるので、いいことだとおもいます。





ドローコードといって、フードには2つの締めつけ用のゴムのストリングがあります。フードかぶった時に雨風を中にいれないよう顔へフィット感を求める目的のモノと、フードをかぶったときに横の視認性を遮らないようにするために後頭部で調整できるものモノの2つです。

あとは、ジャケットの裾をしぼれるようにするためのゴムのストリングです。いずれもストッパーつきです。

























つぎはデザイン的な見地から。






スポーツウェアとしてみると、脇〜腕が細いです。これは逆三角形なマッチョ・ボーイのような方には窮屈感をかんじるでしょうから致命的なことなのですが、袖の細さがデザイン的にこのJKTをスマートに見せてるので、スポーティ感をできるだけ打ち消した高性能なナイロンアウターという位置付けのできるジャケットでありPLAYDESIGNさんがそういう方向性であることが垣間見れる部分です。身幅も細く作ってあるとただの小さいだけのジャケットになってしまうので、"身幅のわりに袖が細い" という表現がもっともあうのかな。そのバランスはCHICKENNOTが大好きな部分です。










そしてLOVE JKTのわかりやすくもっとも特徴的なのは身頃の無意味な斜めプリントラインです。機能とはまったく関係のない、デザイン上のモノです。これがなければ特徴のないなんてことないナイロンアウターに成り下がってしまうとさせ思えてきます。このラインがこのLOVE JKTをとてもユニークなモノにしてくれてるのだとおもいます。

ラインのサイドにバランスよく4つのポケットが並べられてるというデザイン力あるから、斜めラインが無意味だといい放っても評価を落とすことはありません。無意味でありながら秀逸なデザインの主幹です。





袖口のデザインです。あえて機能の見地からいうと手の甲を日射しから守るとかいえそうですが、デザイン上のアクセントのひとつに入れておくのでいいでしょう。





フードは脱着できることは機能として成立してますが、"考えつくされた" 立体裁断をしてるとか、そういうことはPLAYDESIGNさんはしてきません。そこって "本気" な人たちにとってざんねんなところなのでしょうが、立体裁断を安易に多用しすぎるとものすごく安っぽいスポーツウェアにも見えてしまうコトもあるのです。

なのでほどほどにしてるのか無関心でいることの勝利なのかボクにはわかりませんが、結果的に非常にスポーツ臭のしにくい高性能なナイロンアウターということができます。ハイテク⇄ローテクとか、前衛的デザイン⇄定番デザインとか、そういうののサジ加減がそれぞれのブランドのアイデンティティであるとおもうので、PLAYDESIGNなりの温度というのがこのあたりだと、そうご理解くださるのがいいのだとおもいます。





フードの庇(ひさし)の白い刺繍はレギュラー仕様です。左脇のPLAYDESIGNさんの四角いちいさいアイコンのピスマークもレギュラー仕様とおなじです。






























そして以下からはCHICKENNOTの別注モノ特有の仕様です。つまりボクの指示によりPLAYDESIGNさんのレギュラー仕様から変更してもらった部分です。別注モノって根幹の裁断パターンなどには触れないことが前提です。それはうちのこのCHICKENNOT別注仕様もおなじです。ですが、工場の作業工程を減らしてるところや増やしてる部分もあり、いわゆる "カラー別注" の範囲からはそれていて、かなりレギュラーものとちがう部分があります。





まずは生地がPLAYDESIGNさんが今期採用してるのと同じではありません。PLYADESIGNさんは防水・透湿の加工においていわゆる2レイヤーというものを採用してますが、CHICKENNOTが3レイヤー生地でおねがいしました。これにより出来上がりの風合いがしっかりしたイメージです。数年前までPLKAYDESIGNさんのLOVE JKTも3レイヤーでしたから、"そのころのかんじ" にもどった気分です。シナ〜っとするのが2レイヤー/がっしりするのが3レイヤーです。これはパっと見からちがいを感じられるほどの変化です。





そして、内側のポリエステルの生地がちがいますね。

PLAYDESIGNさんのレギュラーものは毎年EPHKAという優秀な外部デザイナーさんにカッコいいグラフィックを描き下ろしてもらってます。ボクはEPHKAも知ってるし人柄も好きだし、かれの作風も好きです。でも、ことCHICKENNOTが別注でLOVE JKTをつくるばあいに、おなじEPHKAの特徴的なグラフィックをそのまま内張に採用してしまうと、あまり変わりばえがしません。なので、よくある無地のポリエステル生地に変更してもらってます。"じゃあ水玉柄の生地を採用すればいいのでは....."、そんなふうに思うかたもおられるかもしれませんし、過去にもPLAYDESIGNさんからおなじことをご提案いただいたこともあるのですが、なんかそれはボクがあMり積極的になれない部分で "なんてことない無地でいいやん。"ておもってます。

そのかわり、PLAYDESIGNさんの四角いブランド・ラベルを首元に縫いつけていただくことにしました。おそらくレギュラーものはこの場になにも貼ってないハズです。






右袖に刺繍がありません。

PLAYDESIGNさんのレギュラーものは右袖にno play, no life.というブランド・スローガン的なメッセージが15cm長ほどの規模で白糸で刺繍されてますが、CHICKENNOTの18-19別注モデルではそれを排除してもらえるようにいい進めてます。工場へ引き算の工程をするっていうのは簡単なようで実はややこしいから工場はほんらいイヤがることです。ミスなくボクの指示が伝われば刺繍ナシでできあがってきますが、こればっかりは約束しきれません....。刺繍アリで出来上がってきてもクレームの対象にはなりません、ご容赦ください...。(なんかイヤな予感がするんです。)





身頃の無意味な斜めラインのカラーはCHICKENNOTが指示してます。GREYBLUEボディにはベージュです。くすんだブルーグレイ調の生地にこんなベージュを合わせました。たいしてBLACKボディにはダークブラウンのプリントカラーをおねがいしてます。"黒とみまちがえられてもいいくらい濃いダークブラウン" と指示してます。このBLACK-DARK BROWNの配色は以前にも採用してます。あえての2回目です。ボクはとても素敵な配色だと思ってます。






左胸に白い丸いワッペンをつけてもらいます。文字ではなく単純図形でCHICKENNOTであることを分からしめるアイコンのようなものです。50mm径のいつものヤツです。

そしてフードの右耳あたりにはひとまわり小さい40mm径の同じ色のワッペンをおねがいしてます。

フードの反対側の左耳のところにはCHICKENNOTの白タグをループ状にして挟み込んでもらえるよう指示してます。




おなじCHICKENNOTの白タグは平たくして身頃のメインフラップの下部に叩きつけていただきます。









あと、決定的な部分がのこってます。

左袖のCHICKENNOTのロゴです。ことしの別注LOVE JKTの目玉はコレのはずです。めっちゃイイとおもいませんか?これはPLAYDESIGNさんから納品されてからこちらで仕込む作業です。PLAYDESIGNさんにもご了承いただいてます。

これまで9年ほど別注でLOVE JKTをCHICKENNOTよりリリースしてきました。ドットペイントはたくさんしてきましたが、こうしてロゴを載せるのははじめてです。
あまり文字によるアピールってしなくていいと思ってきたので、ロゴTEEもほとんど作ったことがなかったし、さいわいにもCHICKENNOTにはドット・水玉がいい目印になってたので、ほんとうにロゴを強くおすコトはありませんでした。けどさいきんになってロゴもボクを指し示す唯一の存在でもあるんやな〜っておもうときもあるので、ことしははじめてLOVE JKTの袖にロゴを載せることにしました。










さあて。

別注の別注具合がハンパないでしょ。盛りに盛らせていただいてるわりにはバランスのいいデザインに落ち着いてるとおもいませんか。そこは別注モノの企画をすすめていく上でかなり気にしないといけない部分です。CHICKENNOTとしてはなるべくいろんなことを盛っていきたいのですが、全体のバランスをかんがえないと下品になってしまうので、そのへんをうまくコントロールしながらなおかつたくさん指示させていただきました。

10年ちかくにわたっておなじLOVE JKTに別注させてもらった積み重ねのおかげです。PLAYDESIGNさんにはお手間をおかけしてるの必至ですが、それによりレギュラー仕様との区別・差別ができたスペシャルな商品になってます、ありがたいことです。







お値段のこと、付け加えておきます。

PLAYDESIGNさんのレギュラーものは44000円+TAX=47520円です。
CHICKENNOTの別注ものは48000円+TAX=51840円です。

これまでおよそ9年にわたる20色ちかい別注LOVE JKTはずーっとPLAYDESIGNさんの価格変更にそってレギュラーものとおなじお値段でリリースしてましたが、今回より少し値段がちがってきます。ご了承ください。











Wネームの商品で毎年リリースされてるCHICKENNOT別注LOVE JKTです。商品力はすこぶる高いとおもいますが、2色あわせての生産数は20です。ことしは事前に撮影用サンプルを各色1点ずつ作れたのでそれを合わせると22点です。MATTE BLACKなんて確実な定番カラーなので、人気が集中するのかな、どうかな。SMOKEY LIGHT BLUEのくすみ具合もいいかんじだし、こちらのほうがはやくなくなるのかな。




さいごにスペックです。数値の多少の相違はおゆるしください、あくまで参考値としてお考えください。

XS:前身頃62/立襟高11/後身頃70/身幅53/裾幅53/裄丈84/袖丈58(cm)。
S:前身頃64/立襟高11/後身頃72/身幅56/裾幅56/裄丈87/袖丈59(cm)。
M:前身頃66/立襟高11/後身頃:74/身幅59/裾幅59/裄丈89/袖丈60(cm)。
L:前身頃68/立襟高11/後身頃:76/身幅62/裾幅62/裄丈91/袖丈61(cm)。
これらをみてわかるのは、サイズ表示が普通のお洋服の表示よりも小さいですよね。これはスノボーウェアの独特の表記です。175CM/69KGのボクがスノボーするときに着るならMサイズ。普段着専用としてブレザーを買う気分でえらぶなら窮屈感があるとしてもSサイズにしたいところ。ボクはいつもの洋服はLやXLの表示ばかり着るのですがLOVE JKTだけはそうはいきません。あまりサイズ表記のイメージにまどわされず以下のボクの見解も十分に参考にしてご注文くださいね。PLAYDESIGNのレギュラーものをお持ちの方はそのサイズ感とおなじだとご判断ください。

XS:160cmの女の子はちょとゆったり/165cmの男の子がジャストに着るかんじ。
S:160cmの女の子のゆったりスノボーサイズ。175cm痩せオトコのぴったりジャストサイズ。
M:175cm/69kgのボクがすこしゆったり街着にするサイズ。スノボー時もこのサイズ。








ああと、もしPLAYDESIGNのパンツもあわせてCHICKENNOTでお求め(お取り寄せ)くださるばあいはパンツに丸いワッペンとリフレクタ・ドットつきの白いループタグをお付けするほどのサービスはいたします。ですがことしはPLAYDESIGNさんの採用生地とはちがうものなので、MATTE BLACKのLOVE JKTとP01のURBAN BLACKのWORK PNTをご注文くださっても上下ばっちりな素材感・色目にはならないことご理解ください。





商品のお渡しはいまのところ10月末を予定しております。














スノーボーダーはこの機会にぜひCHICKENNOTステッカーもお求めください。
"◉◉◉◉◉◉◉◉10年ぶりのステッカー。 CHICKENNOT STICKERS。4種。648円〜1296円◉◉◉◉◉◉◉◉。"







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